のがみ農場便り

突然決めた大阪商談会

県農業法人協会からの突然のお誘いがありました。

3月11、12日に京セラドームで開催される南の逸品商談会への参加。
迷わず参加で返事。
初日は商談会ですが、2日目はプロ野球「巨人×オリックス」のオープン戦があり、即売会ができるということです。

商談会よりも、2日目をターゲットに考えてます。

しかし、決めたのはいいが、さあ、何をするか。

とりあえずはその次週に開催される鹿児島美味維新でまた骨付きハムの丸焼きをする予定ですので、それを少し使うとしても、このときは火が使えないらしい。

骨付きハムは試食用にして、真空パックにしたロースハムやベーコンを出すことを考えているが、今ひとつ出し方にひねりが足りない。

ブースの間隔は1メートル。狭い。

肉切って、包装して、代金いただいて受け渡し。一人では厳しそう。

何か作り置き出来るものは?

勢いで決めましたが、経験が浅い分、悩みが増えました。


肉質改善

仲介をしている黒豚の納品先から問い合わせを受けた。
肉締りが少し気になるとのこと。

早速カット業者さんに相談したら、実際立ち会って肉を検品することになった。

配合飼料100%の豚肉と比べると若干気になる程度で問題になるほどはなかったので一安心。ただ、ここから発送の段階で肉質が変わってしまうのか、それ以外に原因があるのかわからないが、1つずつ検証して改善できるところがあれば修正をかけていきたいと思っています。

また、いつも出荷するリサイクル飼料中心の豚肉を見せてもらった。

もともとうちの豚の特徴であるが、少しゆるいと判断されがちな肉質である。お肉屋さんにすれば当然なのだが、少しゆるい(柔らかい)感触は、もう少しビシッとした肉にならないか改善を求められる。流通上、使いにくくなるためだ。我が家の豚を全部直売できれば何の問題のないのだが、やはりプロが扱いやすい品物にしていく必要性はある。規格というものだ。

現在のリサイクル飼料の給餌スタイルを少し改善する必要がありそうだ。

工場長に相手をしていただいたあと、社長とも会えて話ができいろいろアドバイスをもらい、いろいろヒントになった。

リサイクル飼料を給餌するステージを現段階より30日ほど前に持ってくることによって、仕上げの段階のエサをしっかり与える。飼料米も蒸気を通して消化レベルを上げる。

勿論、明日から肉質が変わるほど簡単なものではないですが、良い方向へはどんどん取り組んでいくつもりです。

直接のクレームではないものの、問い合わせを受けるとやっぱり心配になっていろいろ動いてみる。結果的に良いヒントが見つかって改善できる。

結果オーライです。



種子島

種子島ロケット基地

種子島の子牛のせり市に来ました。

今回は平均価格も上がって生産者もみなニコニコ顔。

農家さんまわりも楽しくできました。

飼料メーカーの若手社員も一緒だったのですが、静岡出身で種子島は初めてだったので、お決まりのロケット基地へ。

案の定、感動しまくっていました。

地元の人にとっては当然のことなのでしょうが、全然珍しくないらしく、どちらかというと観光が何人来て、事業費がたくさんおりてきて、仕事が増えるかな、というような現実的な話題です。

子供のころにこれ見ていたら、豚に出会っていただろうか。

JAXAはそんなに甘くない。

ギャラリー
  • コラボ黒豚
  • コラボ黒豚
  • 元気良すぎ
  • 元気良すぎ
  • 元気良すぎ
  • 元気良すぎ
  • 元気良すぎ
  • 学生が丹精込めました。
  • 生でもたべられるなんて
記事検索