
随分前に撮った写真です。
最初はスギ林をフェンスで囲うだけのシンプルな放牧からスタートしました。
当時は採算なんて考えていなかったんでしょうね。
放牧すると、豚は鼻で土を掻き分け、土中のミネラルなどの栄養を自分で摂っています。
放牧すると、嫌な奴とも離れて過ごすことができます。
放牧すると、走り回るので足に筋肉が付き、出荷時は運動会になります。
しかし
放牧した豚はその筋肉質があだとなり、やり過ぎはしまりのあり過ぎる肉質を作ってしまいます。
イメージとしては最高です。
でも、そのイメージがなければ、ただのかたい肉として評価されるかもしれません。
健康に育って柔らかくおいしい豚肉。
上手に使い分けが必要ですね。