のがみ農場便り

2010年10月

幸せな光景

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随分前に撮った写真です。

最初はスギ林をフェンスで囲うだけのシンプルな放牧からスタートしました。

当時は採算なんて考えていなかったんでしょうね。


放牧すると、豚は鼻で土を掻き分け、土中のミネラルなどの栄養を自分で摂っています。

放牧すると、嫌な奴とも離れて過ごすことができます。

放牧すると、走り回るので足に筋肉が付き、出荷時は運動会になります。


しかし

放牧した豚はその筋肉質があだとなり、やり過ぎはしまりのあり過ぎる肉質を作ってしまいます。

イメージとしては最高です。

でも、そのイメージがなければ、ただのかたい肉として評価されるかもしれません。

健康に育って柔らかくおいしい豚肉。

上手に使い分けが必要ですね。


山登りで気分一新!

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山登りしてきました。留守中の間取り巻きの皆さんにはご心配おかけしました。


北アルプス

長野県松本駅から2時間で新穂高温泉登山口へ移動し朝7時15分登山開始。

南岳小屋に着いたのは15時。

きつい思いの裏側には、雲上の高峰から望む紅葉の絶景が広がっていました。

頭の中はゴチャゴチャしたことでいっぱいですが、この爽快感で何もかもプラス思考にさせてくれる、不思議な場所です。

あいにく悪天候になり、雪が降ると降りれなくなるので1日早く下山しました。


さあ、明日から厳しい現実との戦い。


ぜったい、乗り越えてやるぞー!

全員集合!

集合写真②2010_0501

うちのスタッフです。

農場担当、飼料担当、配送担当、経理・事務担当、獣医師、とみんながそれぞれの役割を持って一生懸命取り組んでいます。

みんないつもありがとう。






集合写真④2010_0501


将来の農場スタッフ予備軍も一緒に。

もう、あと何年もしたら、「養豚なんて。」って馬鹿にされるかなあ。

冷え込むようになってきました。

豚舎カーテンさすがに朝晩は肌寒くなってきました。
霧島は特に朝が寒いです。
豚さんはお互いの体を合わせ重なり合って寝るようになります。
今では全開にしていたカーテンを日中は開けて、夕方から朝にかけては閉めるようにします。
今の時期が一番大変です。
寒暖の差が激しい時期には、気温の変化に対応できず体調を悪くする豚たちが出やすいのです。
人が飼っているのですから、人が過ごしやすい環境を常に作ってあげなければいけません。
新しいのこくず、注文しました。

感動の一冊

川島みなみ知人の勧めで「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。
むちゃくちゃ感動しました。「マネジメント」も面白いですが、こんな部活で盛り上がった高校生活をおくれたらどんなに幸せだろうと思いました(ちなみに私はやり投げ選手でした)。
どんなにおいしい豚肉を作っても、喜んでくれる人がいてはじめて評価される。こだわりを主張し続けても自己満足では「感動」を与えられない。最近の自分に反省しきりです。
黒豚生産は現在供給過多で再生産価格を下回り厳しい状況が続いています。だからこそ、大事な部分を原点から見直しチャレンジしていこうと思います。
ギャラリー
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  • 学生が丹精込めました。
  • 生でもたべられるなんて
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