のがみ農場便り

2011年09月

そろそろ寒い。

夕方になると、もう涼しい。

豚君たちも、この間まで暑がっていたのに、もう寒いみたい。

まだ、小さい子豚は集団でかたまり始めた。

近くで見ると、おがくずに少しばかり潜り込んでいる。

離乳子豚上移動寒い2



このクラスの豚は特に季節の変わり目になると、体調を崩しやすい。

気温差が大きいと体温調節が難しいためだ。

カーテンを早めに閉めてるなど対応をしていきます。



ここまで来るとお手上げ?

農場にカラスが遊びにくる。

うちは食べ物がよそと違うから?

あんまりきてくれるのは歓迎しないので、鹿児島大学の学生にお願いして対策をとってもらっている。

学生は近くの合鴨農法の研究に携わっているが、合鴨農法にはスズメをはじめとする野鳥の対策が欠かせないらしい。

今回の方法は、CD。

カラスの警戒している鳴き声をとったCDを一定間隔で流す。

カラス ビデオ2



ビデオカメラで撮影。

カラス ビデオ1



確かに、最初のうちは一気にいなくなった。

よーし!と思うとそこからが難しい。

カラスさん、慣れてきます。

今度は音の来ない方から。

今度はヒトがいなくなってから。


どこの農家も、いろんな方法をとっているようだが、解決策がなかなか見いだせないようだ。


今回は、どこかのエサ場から、移動してきたのだろうということだが、うちに目をつけなくてもいいのに。


網を張って入れなくするのが一番の解決方法なのはわかるが、それをすると作業が困難になる。


早く違う良いところを見つけてほしい。


お米も食べます。

見た目は何ともないのに、流通できない米がある。

食品としては有効期限が切れていたり、形が悪いもの、掃除をした後に一度ラインを通すために使われたもの、など、やむを得ないお米だ。

飼料用としては、特に問題はない。

ひょっとして、まだまだいけるんじゃ、と、状態を確認する意味で少しばかり味見(毒見)を試みたが、あんまり・・・・・。


お米の場合、ヒトで考えるとわかるが、生で食べると当然のことながら味気もないし、噛みにくいし、消化が悪い。

いちいち炊くわけにもいかない。

今回は水に数時間浸してみた。

コメ パール


少しは柔らかくなっている。


あとは豚さんの食いつきだが、


まあ、食べる。

お米給餌1



結構、食べる。

しかし、飽きてきたようだ。


そこで、飼料を振りかけ程度にサラサラ・・。


がぜん、食いっぷりが変わる。

風味も大事ということだ。


ヒトもふりかけがあればごはん食べやすい。

あとはこの量が適正量なのか。

明日の便の状態で判断できると思う。


がっつい、手が掛かります。






チーズ講習会

チーズ講習会、行ってきました。

全然知らなかった。

店にはいっぱいチーズが並んでいるが、その歴史や文化、味や食べ方もサマザマ。

途中から良く分からなくなって。

一緒に出てきたワインがおいしくて。

チーズ講習会1


ただ、ヤギ乳チーズ(シェーブル)だけ食べただけでわかりました。


講師はかごしまホンモノの食研究会で一緒になっている池上さん。

この人はワインも詳しい。


奥が深く、よくわからないまま終了。

チーズ講習会2


池上先生、また、教えてください。

自分の棚卸し

かごしま市商工会主催の経営革新セミナーに参加。

土日朝10時から5時までのたっぷりな集中セミナー。

講師はmoreメソッドの日野眞明先生。

2年ぶり2回目の受講。

moreセミナー1


頭の中にある情報をどんどん引き出して、やれること、取り組むべきことを絞り込んでいく。

2年前はガチガチの頭だったことを痛感させられた。

今度は頭を少しばかり柔らかくしてチャレンジ。

日野先生がいわれるように、とにかく量をこなす。

量が多ければ多いほど、うまく絞り込んでいける。


moreセミナー2


かなり、今年はうまくいきました。

足りないことも浮き彫りになって、納得のいく結果だった。


早い意思決定。

とても大事なことを再認識したが、優柔不断の自分にはこれが一番鍛錬のいるところだ。


情報発信。

その方法。


改善するべきことも沢山あるが、まずはすぐできることから始めよう。

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