獣医さんに農場の状態を診てもらう。

ここしばらくの下痢の発生が心配だったので、空港ホテルで行われたセミナーのついでに来てもらった。


たまたま、下痢をした豚もいなかったので、折角来てもらったのにも関わらず、休憩所で先生の講義を受ける。


先生曰く、

最終的にはその農場に合った衛生対策が必要。

やたらめったら、投薬はせず、定期的に抗体検査を受けて、農場の状態を知ることが大事。

ワクチンは、ＡＤ、ＰＲＲＳ、サーコの対策をまずしっかり行う。

駆虫。

基本的には母豚にワクチンを接種。

一斉打ちよりも、分娩前３０～４０日に打つ。流産の可能性もあるが、一番子豚に効果をもたらす。

ＡＰＰ、マイコは最初からあまり気にかける状況ではない。


業界からすれば、基本的なことなのだが、

実に新鮮に聞こえた。


抗体検査から見て、農場の状態は悪くなかった。


ただ、外部導入豚との平準化が出来ていない。

別にどちらも病気じゃないのに、風邪引きの度合いによって差が生じると、弱い方が汚染されてしまう。


やはり、早期に完全一貫生産を目指していくべきだ。


見えないもののコントロール。


非常に面白く思えてきた。

川辺の得意先に畜舎用のカーテンを納品。


降ろす場所は？


の問いに、


隣の牛舎。



行ってみると、確かにこの間までいた牛が、全部いない。






先日話題になった、＊＊＊牧場の農場だったらしい。

引き上げるので、借りることにしたとのこと。



しかし、このタイミング。


工夫すれば、結構いい頭数の豚が収容できそうだ。


しかも、お隣さん。


広げたくても広げられない。


始めたくても始められない。


いろんな意味で葛藤を起こしている自分にとっては、

こういうタイミングが羨ましくてしょうがない。


今の自分には、引きがないのか？

そう言えば、今年のおみくじに、転居は何て書いてあっただろう。


これから、畜産が厳しい状況になってくると、こういう畜舎がまだ出てくることも考えられる。


期待していいわけはないが、もう少し待てば、という思い。


個人的に大好きな農場主さんです。

安定した素晴らしい経営を続けてほしいです。

日曜日は小学校のバザー。

メインの売りものではなかったのだが、

黒豚骨付きフランクフルトを販売。


自分は最初と最後しか手伝いをしなかったのだが、

準備した３０本、あっという間に売れたらしい。


前日、イベントで１０本しか売れなかったのに。


同じ雨。

売り場とタイミング。


ムズカシイもんです。

秋の宴

２日間、お疲れ様でした。

初日は火山灰、２日目は雨、となかなか天気に恵まれない状況の中、沢山のお客さんに来ていただきました。










いつもの黒豚の炭焼き、とおまけで、

漬けこんだスペアリブ焼きを網でジリジリ。


これは、もしも２００人前が足らなかった場合を想定しての保険だったが、実はこっちがひそかに大人気だった。


ＦＢで友達から仕込みの提案をもらい、それをアレンジして母親と仕込んだが、こんなにうまくいくとは想定外だった。

しかしながら、帰って原価計算してみると、なかなか、商業向きではないらしい。



山口さん、霧吹きの立て替え分、払いそびれてしまいました。ごめんなさい。



ステージも大変盛り上がったようだ。

残念ながら、全く見てないので、西さんのブログから想像してます。


折角の黒豚焼きの行列を、

ホンモノの食研究会のブースへ引き込められず、

黒豚骨付きフランクフルトは惨敗。

近所の店も、なかなか、だったみたい。


この雨だもんね。


もう今回で黒豚焼きは谷山ふるさと祭りを合わせて４回目になるが、

だんだん、切り方、ナイフの入れ方、順番がわかってきた。

ロスもかなり軽減。


しかし、まだまだ奥が深い。

見せるだけではなく、筋繊維とナイフを入れる方向であったり、微妙に脂をつける切り方、そして全体の歩留まり。


まだまだ、勉強することは沢山ありそうです。


次もお呼びがかかるのかな？

１０月２８、２９日。

１７時から２０時まで。

天文館ベルク広場にて、

薩摩美味（うんまか）維新　秋の宴（だいやめ）祭りが開催されます。

２８日は、第４０回鹿児島市ふるさと芸能祭も同時開催。

焼酎コーナー、ナンコ体験コーナー、

そして、黒豚炭火焼の無料配布があります。

先着２００名です。

精一杯振る舞いをさせてもらいます。

盛会になるように張り切って振舞いたいと思います。

是非お越しください。