のがみ農場便り

2011年11月

刺激し合っています。

入来にある八重高原ファーム。



黒豚を生産し、かつ加工・販売を手掛けている、満園克義さん。






28日の朝刊にて。


満園新聞






我々がこれから取り組もうとしている、生産・加工・販売の6次産業化に既に取り組んでいる。



認定は取ってないのに。


やることは、先を行ってます。



さすがです。



元、城山観光ホテルの調理師さん。



自分で作れるんだから、




鬼に金棒です。





たまに飲み会もします。





熱い男です。





自分で生産したものを、自分で売る。




共通点があるので、盛り上がります。




生産性としてはお互いに小規模なので、



下げたくても下げられない部分がある。




食品ですから、むちゃくちゃ高い値段をつけるわけにはいかないが、



しっかり、自分の品物を販売する。




これからは絶対に必要なトコロだと、お互いに話しています。




他にも、



同じ考えを持つ生産仲間がいる。




小さいながらも、



どこかで協力、刺激し合うことで、



お互いを高め合う。




ここは、是非行動を起こしていきたいと考えている。





満園さんは、販売を先にやっているので、



とにかく、やり方を学ばせてもらってます。








おせち料理も百貨店で受付中です。






入来の町にある「みかく亭」にて、




毎日、おいしいお弁当が並んでいます。





おすすめは、




コロッケとメンチカツ。






是非、お立ち寄りください。






間に合うのか?

東京へ出発する前に、


ギリギリで、


申し込みました。



菜の花マラソン。




菜の花マラソン申込み





今年は、

去年より、



約10キロ近く重たいダンベルを、



お腹に抱えている。





ランニングが、きつい。




10km。



どんなに頑張っても、



70分。





しかも、1週間走らなかったら、



もう、走りたくなくなってる。





やばいぞ。






このために、




今月から


レッグマジックも始めたし、



かけろまきび酢も飲んでいる。





う~ん、



かなりやばいね。





初のバス乗りか??





ご褒美は銀座

2日目に東京に住む従兄から電話。



「夕食を一緒にしよう。」




勿論、お願いしました。




昼間はそれどころじゃなかったが、



終わったら気分は一新。





連れて行ってもらったところは、「銀座」。



あの、銀座です。





三越銀座前で、従兄家族と合流。


銀座会食3




いやいや、あの、銀座です。


田舎もん、バレバレです。


銀座会食2



合流までのわずかな時間に、


百貨店の地下食品売り場を探索。




一言で言うと、上品です。



さすが、です。


これは、勉強になる。


ここまでの商品を作らんと、銀座には並べられない。


豚がどうだ、ああだ、じゃない。


豚肉という商品が、


格好いい。


レベルの高いモノはやっぱりたまには見るべきですね。





さてさて、



移動したのは、とある中華料理屋さん。



緊張をほぐすためのビールが、


あっという間になくなるものの、


緊張が解けない。



ここでなお、まだ豚か、と思われるかもしれないが、


豚肉料理を食べる。


角煮。


むっちゃくっちゃ、美味い!


となりは、ジャガイモじゃないよ、


アワビだよ、アワビですよ!



銀座会食1




他にも、


エビチリ、


シュウマイ、


あんかけ麺、


デザート。


(メニューにはこんな簡単な名前ではかいてなかった。)




満足しすぎです。




滅多にない贅沢!!!


ごちそうさまでした。









ところが、









実は、従兄が最終日にも来てくれて、





しかも、ちょうど、完売した時。





おかげ様で、ありがとうございました。

これで早めに出発できます。

折角なので、築地でも見学して帰ろうかと思います、




なんて、何気なしに言ったら、



「連れていこうか?」






ええ~!!!!









1時間半ほどお待たせをして、



早速帰り支度。






お隣さんにご挨拶して会場を出発。







東池袋から有楽町線でまたまた、銀座へ。









夜は全然わからなかったけど、すぐ隣りなんですね。築地って。







築地本願寺を見て圧倒!


築地本願寺










場外市場を歩く。


しかし残念ながら日曜日の午後。




ほとんど、どこも開いてない。



市場へも入れたが、トラックも夜から多くなるんだとか。









テレビで見た雰囲気がわかっただけで感動です。






帰る前に、お茶を、


ということで、


行ったのは、従兄の勤め先でもある電通本社ビル。






おっきい、おっきい!!!






派遣社員も含めると約6000人が仕事してるんだそうです。







1階は飲食店が並び、あの劇団四季「海」の劇場が。


嫁が大はしゃぎでした。








ここで、抹茶パフェをいただく。



いやあ、中華もさることながら、パフェの1つ1200円には、さすがにたまがったです。



それが、また、



おいしい~!!のなんのって。


抹茶パフェ2



抹茶パフェ1



抹茶パフェ3









楽しかった。









浜松町には歩いて行けたが、



あんまりくつろぎ過ぎて、


羽田空港では、さすがにゆっくりお土産買う時間も無くなってしまいました。







本当にいろいろありがとうございました。









完売しなかったら、



こんな思い、



出来なかった。



頑張った甲斐がありました。






ニッポン全国物産展

池袋サンシャインで開催された「ニッポン全国物産展」に参加。


北海道から沖縄まで、全国の商工会を通してかなり多くの特産品やこだわりの品々が登場。




黒豚のがみも骨付フランクフルトで参戦。


嫁と作戦を練った結果、1人よりも2人、となり、


子供を面倒見てもらうのに山口から両親を呼び、結構な覚悟で行きました。



1人分の経費って、馬鹿にならないですからね。



ニッポン全国物産展3





初日の金曜日は、関係者が多く、お客も疎ら。


来る人はほとんど試食だけ。

ほとんど売れない。


どこの県も苦戦を強いられた。




これはいかんと、


何とか買ってもらおうと、


商品説明したいが、


試食があるところには人が集るが、人が寄ってこない。




持って帰ってもねえ。





そこで、2日目。土曜日。



サンシャイン水族館へ来場する人たちが流れてくるとの情報。


テレビでも紹介されたとのことで、



試食用。



ハマって作りました。




まずは、食べてもらわなきゃ、きっかけが作れない。





さすがに土曜日。


家族連れも多く、かなりの賑わい。



ニッポン全国物産展2





鹿児島県のブースは、会場の中でも一番端っ子。



しかしながら、中央に比べて、通路が狭い。




これが逆に、




込むと人の流れが緩やかになり、


通路いっぱい使わないと歩けなくなり、



否が応でも、うちの商品は目の前で見ることになる。




そこへ、


「試食どうぞ。」




食べてもらう間に、私が、



実にくだらない



豚のあれこれや簡単、焼くだけ、



など、誰でもしゃべられるような巧みな話術でお客さんにPR。




「じゃあ、3本。」





「ありがとうございま~す!!!!」






の、繰り返しで、


ようやく乗り切った。





3日目。最終日。日曜日。



どうしても、最終便で帰らなければならない。



何とか、売り切りたい。




出足は、まずまず。





???




意外にも、好調。



ニッポン全国物産展6






サービスして、おまけして、なんて、ほとんど言われない。




順調に売れていく。





おかげ様で、1時半には完売。




ありがとうございます。



西日本ブースでは、真っ先に終わってしまいました。




ニッポン全国物産展7












3日間、


2人とも、


朝の朝食バイキング以降、


お昼も抜き、



結構頑張りました。




バイヤーさんも来れれていたらしく、


何度かお話も出来て、


お仕事の可能性を含めた宿題もいただきました。


どちらかと言えば、


百貨店やスーパーというところではなく、


通販や会員制、といった事業所さんからの声掛けをいただきました。




お付き合いのある業者さんにも寄っていただき、購入してもらいました。

夕食までご馳走になったのに、本当にすみません。

ありがとうございます。




他にも知人や友達がわざわざ来てくれました。

本当に感謝。






大変、疲れましたが、



何とかこなせて良かったです。






少しずつ。








環境フェア

鹿児島県民交流センターにて、



「かごしま環境フェア」

「新エネルギーフェア」



が開催されていた。


環境フェア1







日曜日は、朝から農場に行ったが、

比較的早く自分のやっておきたいことは済んだ。





朝刊の掲載を思い出し、 決めた。


他にもイベントがあったので迷った。



霧島食の文化祭。



鹿児島市農林水産祭り。








本当は、農場の予定さえなければ、



家族と三井グリーンランドに行く予定だった。








で、


家族は、予定通り三井グリーンランドへ。




いっぱいお金使ったと嘆いて帰ってきたが、楽しかったようだ。











フェアでは、


ハイブリッド車の展示、太陽光発電、他 興味ある技術が各々展示。




中でも、


一番の目的に出会えた。




食品残さリサイクル。




そおリサイクルセンターで試みている飼料化を展示。




ここでは、




食品残さを破砕せずにそのまま機械へ投入し、真空乾燥機で水分を抜くという方法だ。



水分が抜かれても、油分が多いため、さらに、脱脂をする。



そうすると、約水分4%ほどのカラカラの飼料に変わる。



すばらしい!


環境フェスタ4



これは、まだ試作品らしい。







環境フェスタ3




環境フェスタ2



実は、このタイプの飼料。



今年に入って、自社農場でチャレンジした。


県外から入手したものだったが、


手ごたえをつかむため、


急いだのが失敗だった。



3割混ぜて、



大下痢。



大失敗の傷跡が、痛い。








自分で使っているリキッド飼料は、この乾燥の工程を入れない。


コストを掛けず、殺菌したらそのまま発酵させてリキッド飼料として使うという目的である。


実際、大がかりな設備投資は必要とされず、今のところ順調に利用している。



自分の農場経営が順調かということとは別問題にて、あしからず。



これは、この仕組みを生み出した技術は勿論のこと、この事業に理解ある提携業者が一緒に取り組んでくれているからこそ継続できている。






だた、使う側として問題なのは、「おしっこ」。


水分をお腹に抱えるので、尿の量が増える。


おがくずを敷いて飼っている弊社農場としては、頭の痛いところだ。







乾燥してしまうと、



保存が効く。


物流コストがかからない。


市販飼料と混ぜられる。


などのメリットが出てくる。







問題は、その工程だ。



処理する立場としては、処理費用でもってその機械の減価償却とランニングコストを抑えなければならない。


専門的に乏しいので、勝手なことは言えないが、


ここが、使う側(畜産農家)に対して、どう受け取れるかがカギだ。




この乾燥および脱脂のコスト、この機械代が、畜産農家に大きく反映されないこと。



ただでさえ、輸入穀物が上がり、畜産は飼料費の高騰と畜産相場の低迷で利幅が無くなってしまっている。



よほど、高付加価値の飼料になれば使いたい。




農家レベルでは、分かっていても、そこまでなかなか及ばない。








弊社では、農場以外に、飼料販売業の部門があり、農家さんへ飼料を配達、販売をしている。


個々の小規模の農家を悩ませる、この飼料費。




これを、少しでも軽減したい。



リキッド飼料の技術に加え、




乾燥させたリサイクル飼料が上手く使えるようになれば、鹿児島の畜産業も負担軽減につながる。






鹿児島をはじめとした南九州では、トウモロコシなどの主要原料は大量に入ってくるが、




国内近場での食品工場が他県と比べ少ないために、



副原料と呼ばれるものが少ない。



いわば、鹿児島は地場産業による地域資源が、製造する総数に対して少ない。



飼料製造原価を下げられる要素が不利な環境となっている。






今回展示された技術が、





もっと飛躍的に発展して、





畜産農家に喜ばれる技術提供がもう1個でも、2個でも、



増えて、






普及していけばいいと思う。





いろいろ勉強させてもらいました。



神田さん、 菊永さん、





ありがとうございます。







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