のがみ農場便り

2012年01月

鹿児島PR

JR西日本の2月限定ポスターのモデルに起用されました。


桜島物産館の池田さん、ありがとう。




JR西日本ポスター





集合は桜島物産館へ14時。






農場から子豚2頭を、







段ボールに、



新聞紙敷いて、



シーツ敷いて、




布団敷いて、






揺れないように箱を固定して、






酔わないように安全運転して桜島へ。







JR西日本ポスター撮影1








さすがに、まだ離乳できていないこぶたたちは、






道中で、






げぽっ、ゲポッ!!






勘弁してくれ~、と思いながら







ごめんな、ごめんな、もうすぐだから、と声をかけ、







勘弁してほしいのはこっちだよ~!っていう目をされながら、






桜島につきました。







JR西日本ポスター撮影4










撮影現場で、早速子豚を抱え、






「とったど~!!!!」





というセリフを何回も言いながら、






子豚を掲げ、







JR西日本ポスター撮影3








最後の最後に、










「一応、もしものこともありますんで。」







と子豚を無くしてパシャ。









まさか、







散々撮って、








子豚が死ぬんじゃないかと思いながらハラハラしてやっと撮った写真は、










お肉に変わっていました。










自分がどうこうより、










要は、







西日本の主要駅でポスターを見た人たちが、








どれだけ鹿児島に魅力を感じるか、鹿児島に行きたいかを思わせるかであって、










養豚家の思いは、それとは違う。










でもそれは、結果的に黒豚の消費拡大にしっかり繋がって、










自分たちの畜産業に貢献していくものです。











自分のPRにもなって、文句言う筋合いは全くありません。










子豚も無事帰れたわけだし。










鹿児島のPRのために、











なんでもしますよ~!!



後輩にここまで言われるとは。

香川県に行ってきました。



うどん県。



高松へは飛行機が1日1便しかないので便利が悪く早割もないので、今回は新幹線。




初めて瀬戸内海を渡りましたが、肝心の瀬戸大橋が見えない。




道路の下に線路があるんですね。




お邪魔したのは、三豊市。




香川県内は37戸の養豚農家があるらしい。




着いたのは夕方でしたので、農場管理が終わるのを待って、高松へ。




わざわざ、高松。高速使って?




3人で、大騒ぎしながら移動して入ったのは、高松市内にある焼き肉屋さん。




平井料理システムという会社が経営をされている飲食店は、焼き肉のほかにお洒落なビストロ店や、居酒屋風のお店など、お店のジャンルが多彩で、しかも取ってもセンスをうかがわせる店内。



このグループも、循環型で連携している。





馬鹿騒ぎしながら、グループ店舗3件はしご。




1人はいつか鹿児島に呼び戻そうと考えている人間で、まじめな男です。分娩舎一筋十数年。




彼に、「うまくやれてる?」って聞くと、



もっと突っ込んでやり続けたいとかえされ、当面、まだここでお世話になることが決定しました。



今、母豚90頭の一貫経営を、たった一人で任されている。




朝7時から、終わるのは夜の8時。




ここへきて2年。



休んだのは2日。




大人しいくせして、豚のことになると、私なんか相手にならないほど弁が立ち、圧倒される。




90頭?凄いね。



となりにいた仲間のタカシは、



「そんなん、のがみさん、当たり前やないですか?」




一蹴されました。



儲からん養豚やって、どうするん?だって。




翌日食べたうどん屋さんでも思いました。




昼食時間のお店の雰囲気でも伝わりました。




みんな、うどんを、ささーっとすすって、




さっと、席を立つ。





商売っ気のある気質というか、




自分たちは何のために仕事をしているのか。




このガツガツさが、実にシンプルで分かりやすい。





儲かって、近いうちに母親にレクサス買ってやるんだそうです。



おそらく、買ってやったという事実を作った後、自分のものにするんでしょうが。






おれたちは、養豚なんだから、養豚で儲かる。それでいて、こんな凄い会社と仲良くつき合える。



社長からたまに呼び出しをくらって、馬鹿騒ぎしながら夜中まで飲むんだとか。




これでいいのだそうだ。




たしかにその通り。




体裁を気にするかっこつけの自分が、ここではとても地味でかっこ悪かった。





店に行くときも、地元の仲間が作っているキャベツをみかん箱に入れ、お土産代り。




実はここでも仕掛けられていて、新種のキャベツの宣伝。




これを県でNo1にするんだそうだ。




心から連携し合っている。




今回の目的は、農場で困っている排泄処理を見事に低コストで解決した現場を見に行くことだったが、




自分たちがしてやれることは、お腹に抱えない。





なーに言ってんの? 仲間ですがの~!





個人差はあるんだろうけど、こいつらは凄いと思った。






なんだかんだで、しっかり利益をあげていて、銀行が融資の営業をどんどんかけてくるらしい。






実に有意義でした。






もっと素直に、




儲かりたいと思う分だけ、





ただ、ただ、働く彼らがいる。




レクサス。




素直で分かりやすい。






ありがとう。
























寒い時は豚も寒い。

農場も雪が降りました。




24年農場初雪





寒いですね。




豚さん、カタマッテマス。





分娩があるときが、



心配です。




羊膜に包まれて母体から出てきた後、



この羊膜が、外気温で冷えてしまいます。



ヒトが見ている時間帯なら、



取ってあげられるのですが、



大概、夜中から明け方が多いので、




この冷え切った羊膜につつまれたまま、




体を冷やし、




命を落としてしまうケースがあります。




ついてあげていられたら、いいのですが、




現実的には、なかなか。




みんな、スタッフも昼間には一生懸命働いている。




大手農場や分娩舎が自宅の横にある農家さんでは、




シフト体制をうまく組んだり、睡眠時間をずらして昼間に寝るなど、対処できているところもある。




1頭。



大事な1頭です。




自分が出来ていないだけに、歯がゆく、やりどころがありません。




せめて、生を受けたこの1頭、1頭を、




健康な状態で成長させてあげられるよう、




スタッフと一丸で取り組んでいきます。









歯と健康

ホンモノの食研究会の1月例会で、歯科医師に公演をしていただくことになった。


姶良市でミスミ歯科を経営されている三角龍太郎先生。



なんと、この三角先生は、



あのシアトルマリナーズに入団が決まった、元ソフトバンクホークスの川崎宗則選手が通っている歯医者さん。



一般的に虫歯が引き起こす障害や歯周病予防についてのお話を想像するが、



三角先生は、歯周病と全身の関係、だけにとどまらず、糖尿病への影響、噛むことの重要性や、




歪みから引き起こされる体のアンバランスが低体温症や記憶力低下に及ぼす影響など、



実に分かりやすく話をしてもらった。




歯周病菌がすい臓に行くと、すい臓が分泌するインスリンの働きを妨げる物質を出し、糖尿病になり易い。




やわらかい食品を食べることが増えて、



顎が小さくなった現代人。



U字型からV字型の若い女性が増えた。



これも、舌が咽頭を塞いでしまい、睡眠時無呼吸症候群を引き起こしてしまいかねないんですって。



噛むことで出る唾液。




唾液は健康のキーワードである。




唾液は重要。




おいしいもの目の前に並んでても、



確かに豊かになったせいか、




よだれは出ませんねえ。





食べ物の美味しいという表現に、



「やわらかくて、おいしい。」



よく、メディアで耳にするフレーズです。




超高齢化社会を迎える層に対して、ここを訴えるのは十分理解できるが、




今から自分たち、自分たちを将来支えてくれるであろう子供たちに、




やわらかい=おいしい  




否定ではなく、ここは、しっかり伝えていく必要がありそうです。







全くの余談ですが、





わたくし、ついに、




先日の健康診断において、





晴れて、メタボリック症候群予備軍に認定されました。





ストレスでヤケ食いをするときに、




きちんと良く噛んで、




ヤケ食い。



飲み物は一緒にしない。




きちんと、良く噛んで、



ヤケ食い。




おそらく、ここを徹底すれば、




来年には予備軍から脱退して、




反乱軍に入隊することができることでしょう。





早速、今日は寒かったので、




お昼は、通りにあったうどん屋さんで、




かきあげと一緒に、




一気にズルズル。




昨日のお話です。




昨日の夜、聞いたお話です。





来年は、正規軍に入隊することになりそうです。











黒豚ならぬ黒酢です。

2日間かけて、福山町にある黒酢の醸造元にお邪魔した。



有限会社重久盛一酢醸造場。通称「まるしげ」。




ここで黒酢を製造する際に生じた副産物「もろみ」使った商品の広告宣伝のための撮影。




以前、紹介したが、弊社はこの「もろみ」を分けてもらっている。




もともと、エサ屋さんとして、家畜の健康のために、




黒酢を製造する過程で生じる副産物をなんとかエサとして利用できないかと動いたのがきっかけ。




いろんなご縁があって、なぜかヒトが口にする商品作りのお手伝いをさせてもらっている。




長いもので、実はこの仕事に関わって10年が過ぎた。



あんまり商売につながりもしない私に、懲りもせず、愛想良く、いつも丁寧に対応いただいているまるしげさん。




重久専務に大変お世話になっています。




1月6






少しでも黒酢の販売のお手伝いができるよう、これからも頑張ります。





壷畑では、



プロが念入りに、時間をかけてシャッターを押す。



1月4



奥が深い、伝統の製法。



1月5




毎日、一つずつ甕壷の中を点検して、状態を確認する。


手間暇がかかっています。




1月3





ご自分の仕事もあるのに、いつもお付き合いいただいている坂元さん。



いつもその笑顔が素敵です。



1月1





温暖な気候、その他の環境条件など、



福山の黒酢は恵まれているらしいが、




おそらく、




こんな、気持ちの良い、あったかい人たちに育てられ、作られているからこそ、


 

また、素晴らしい商品が出来るのだと思う。




その人たちがいて、その奥に商品がある。





それが、それが伝わることが、商品の安心や安全につながるのだ。








自分の仕事に大きく関連する。




また、新しい刺激を受けました。





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