のがみ農場便り

2012年11月

堂々と覗き見。

高千穂牧場に行ってきた。

当初、次女を誘っていたのだが、なんとそろばん教室の検定が10時からであったことが発覚。

迷ったが、仕方が無い、前回に続いてまた一人で。

ただ、ここは何回来ても楽しさを感じさせる雰囲気がある。


ウインナー体験は11時から。

到着したのは10時45分。

受付に行ったら、「もう〆切りました」と、あっさり。

仕方が無い、外からでも見えるから待つことに。

今回の体験者は20代の女の子が二人と4人の親子。


材料はボウルに作ってあった。

体験者は腸詰めをする器材にせっせと詰め込んでいく。

そして、カチャカチャカチャと羊腸に詰めていく。

そんなに押し込んでいない。

パンパンに張らせない。

強弱ができてもそこは無理に修正を加えない。

ねじる。張っていないから、比較的ねじるのにビビらないでもすんでいる様子。


はい出来上がり。

ここまで所要時間30分。

あとは15分くらいあとにまた集まってもらうということになったようだ。


だいたい、分かりました。

堂々と見学させてもらいましてありがとうございました。

さすがに終わってから質問しに行く勇気はなかったけどね。


きっと、これもおいしいんでしょうね。

あと、15分、早く出発すれば良かった。

けど800円うきました。

なかなか、いいんじゃない?

あと1ヶ月でクリスマス。

今日は、プレゼントを入れる靴を用意してもらいました。

さて、グリーンファームで試験販売でもしてみますか。

幸運が入ってきますように。


28

さっむーっい!

さすがに今朝は寒かった。

自宅を出た時は9℃。

農場に着いたら、なんと1℃でした。

寒かったねえ。

お昼には農場も14℃。

この落差が一番こたえます。

しかし寒いのは得意じゃない。

06

かわいそうだった。

12月31日分娩予定の216が流産をした。

表情はどことなく、大人しく、疲れているようだ。

8頭ほどの、ほとんど赤ちゃん子豚の形をなしている、まさにその赤子が、無残にも、転がっていた。

残念極まりない。

自分もスタッフも非常に残念だが、それ以上にかわいそうだった。

むなしい表情にも見て取れる。


ここ最近では実は初めてではない。

まさか何か病気が悪さをしてる?

恐る恐る、獣医さんに電話した。


まず、最初に言われたのは「秋季流産」。

温度変化の大きい時期に、または日照時間が変わってくるときに、

ホルモンバランスが崩れて、流産を引き起こすパターンがあるらしい。

しかも初産豚に多いとか。

これではどうしようもない。しかし、どこもそうあるわけではないので、ここは悔やまれる。


次の可能性は、日本脳炎、パルボウイルス。

春先に母豚にワクチンを生、不活化と2回接種するのだが、これが効いていない(打ち損じも含めて)場合も考えられる。

夏の蚊が媒体となり、流産など母豚の事故を引き起こすものだ。

その頃の種付けが上手くいっていない、またはうまくいったとしてもどこかで引きずって、障害をもたらしてしまう。

今では生、生、不活化と3回接種のところも増えているのだそうだ。

これかもしれない。


あとはPRRS症候群。

この場合は、他の母豚も食欲減退等、見当たる所見が広がっていないかどうかだが、

これはうちでは該当しない。基本的に体調不良な母豚は目立っていない。


もう、仕方のないことなんだが、

なんか、それで納得、というところへはなかなかすんなり持っていけない。


経営的には、勿体ないというのが正直な気持ちだ。

しかしながら、やるせなさを感じる。


あまりこういう事故は引き起こしたくない。

来年は徹底してワクチン対処をしておこうと思う。



今日は雨にもかかわらず、

グリーンファームはオープニングイベント3日目。

あいにくの雨でした。

今日は各地で様々なイベントがあったようで、足取りもなかなか・・・・。

そんな中、

手作りウインナー体験は、元気に盛り上がっています。

今日も明日も予約でいっぱい?

・・・・。多分いっぱい。

午後は、10名も来てくださいました。

さすがに10名は、目が行きとどかないときがありますね。

羊帳にお肉を詰める時の作業中に、ゆっくりやってもらおうと子供に付き添っていたら、あっちで破裂。

そっちをフォローして、やっと戻ったら、今度はそっち?

そんなことやってたら、鍋の温度チェックが遅れ、沸騰。

慣れるまではまだまだです。

10名になると、いろんな意味で色々賑やかになりますね。

ただ、救いは、楽しそうにやってくれること。

嬉しそうに食べてくれること。

スタッフが慌ててはいけない。

仕事もスポーツも勉強も一緒。

経験以上、練習以上のことは、そうそううまく応用の効くことではない。

ひたすらやりこんでいくしかない。

そんな時間、・・・ないよ。

知識ではどうしようもうまくいかない部分だ。

経験値を上げて、知恵をつけていかないと、欲しい情報はその時に習得するべきタイミングを失ってしまう。

素人のフォローアップで、体験者が満足し続けてくれるだろうか?

しかし、こんな気持ちで接している以上、お客さんに対して必ずボロが出てくるだろう。

どこでカバーする?

今の自分には、体験してもらうお客さんに楽しんでもらおう、嬉しそうに食べてもらおうと思いながら接してあげることだと思う。

技術は劣るのだから、思いでカバー?

少し強引ですかね。

不器用なら不器用らしく。

失敗したらごめんなさい。

何回でも来てもらえるように。

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