のがみ農場便り

2012年12月

今年も何とか。

今朝の農場は雪がチラつきました。

早いものですね。

明日はもう来年。

幸先よく、今日予定日の2頭のうち1頭は昨日の日中に分娩を終えていました。

もう1頭は明日かな。

良い年となりますように。

まだまだ全力で頑張ります。

一人大晦日&お正月なので、

酒も飲みたいけど、ひとりの時間を有意義に、

じっくり1年、3年、10年、そして30年のひとり作戦会議を敢行します。


ブログを始めてもう2年以上。

意外にも続いていまして。

最近になって、特に今年、見ているよと言われることが多くなり、

恥ずかしいやら、やめるにやめられないやら。


また1個ずつ、やりたいことを形に、そして、その実行が成功へ導かれますように、

これからもよろしくお願いします。

ぐるぐる巻き

グリーンファームはクリスマス企画。

ウインナー体験は、カップケーキ作りとのコラボ企画。

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今回も「からし菜」がもぎたての入っている。

これはかなり、ヒット商品ですね。

もぎたてだから美味いのか?

だとすると、まだまだいろんな野菜入りウインナーができる。

楽しみです。

考案する鎮守さんも、さすがです。


今回は、細引きにして「ぐるぐる巻き」。

子供たちは、相変わらず楽しそうだ。

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ウインナーを作るときに、どうしても最後に端材が微量残ってしまうのだが、

今回はこれも再調理へ。

普段はなかなかここまでをすることは難しいが、上手い企画を作っていました。

農園の野菜に加えて、ドライフルーツと黒豚スライスを使った「ミルフィーユ」。

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こんなのが、

こんなに。

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これは、食べたかった。

美味そうでした。

お客さんのお口はさぞかしご満悦だったことでしょう。

どんどん進化します。

あとは、肝心のウインナーの調合でしょうか。

何回チャレンジしても、まだまだ、これなら!というところへ行きつかない。

実に奥が深い加工品です。


スタッフの温かい気持ちと一生懸命さが、ウインナーを通じてお客様にいつも届いていきますように。

欠航にならなくて良かった。

エサ屋さんとして種子島のお役さん巡回。

いつもは、もっと頻繁に営業に行くのだが、今年は農場の管理等、なかなか日程を取りづらい日が続いたため、年末ぎりぎりの顔出しに。

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ちなみにこっちは貨物船。

振り返れば、子豚をトラックに積んで、この貨物ファーリーで着いたのは夜の10時なんてこともあった。

南種子のスタートでした。

種子島には子牛の生産農家と、卵の生産農家も取引をさせていただいている。

港に着けば、レンタカー屋さんが待ってくれているのだが、最近では顔パス状態。

カギだけ渡されて、勝手に車取りに行って、何時頃とか言っておけば、場合によってはそのまま港まで乗って帰るケースもある。福村さん、いつもありがとう。

さて、中種子町の子牛生産農家によって、南種子へ。

「農事組合法人 種子島黒豚牧場」

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もともとは地元でも名の知れた建設土木会社で、ロケット基地での仕事も請け負っているほど。

経営者である眞太郎さんは、寡黙だがなかなかセンスがいい。

決断の早い、経営のセンス。

親父さんである建設会社の社長がまさにそれ。はっきりしている。

起こったら怖いが、大好きな人間だ。


なんといっても、この農場の特徴は「安納イモ」。

農家に畑を貸して、収穫した安納イモのうち、流通に乗り得ない規格外を、エサ用として使う。

サイロを作り、貯蔵し、できるだけ長く使えるように工夫する。


しかも、この安納イモを煮た匂いがなんとも美味そうである。

今回は少ないとかで、その作業はされていなかった。

安納イモを食べさせた黒豚。

評判も上々だと聞いている。そりゃそうだろうね。

自分も別件で、安納イモを食べさせないかと声掛けはもらっている。

やってみたい気持ちはあるが、鹿児島でやるメリットとコストのバランスも考えたいところである。


一緒に盛り上げていきたいと思っている仲間の一人です。


そのあと、9件をぐるぐる回りながら西之表方面へ。

ギリギリで巡回を終え、最終便で帰りました。


前日がやたら寒かっただけに、とにかく暖かく感じた種子島出張でした。








やっぱり農家は先生です。

出水の養豚家に教わったことを試してみたら、効果がてき面だったようだ。

ボロの布切れをまんべんなく分娩台に敷いて、ヒーターをお腹と背中の両方に置く。

子豚用の部屋に3日は入れない。


ここから、子豚用の小屋にはヒーターマットを敷いて、コルツヒーターを取り外し、20Wの豆球にする。

これで、十分だと。

コストも下がる。


うちではまだヒーターマットを持っていないが、とりあえず布切れとヒーター3つで準備した。

結果は上出来。

確かに、小屋に入ってもまだ日にちが浅いうちは自分の部屋だと認識して出入りする子豚がすべてではない。

それができない子豚は、こんな寒い時、居場所が分からず、寒い中をうろついて、衰弱してしまう。

これがない。

部屋の外でも温かいから、そこで十分ゆったりしている。

ぼろ布だから、汚れたらすぐに取り換え。

子豚が安定した。

先月と比べても、分娩台での事故は改善されている。

高床分娩台は、底冷えをして、相当に子豚への負担になっていた。


もっと、早くやっとけば。

後悔するも、改善できたことにまずは納得している。

ただでさえ夏場の疲れで、産子数の減少に響いているのだから、1頭が実に大きい。


ぼろ布が、そろそろ、無くなる。

なんとか良い調達方法を考えたい。

お肉サービス、とか、なんかできるんじゃ。



分娩誘発剤も使いこなせていなかったので、しばらく何にも使わなかったが、

明け方にかけてお産が始まって羊膜にからまったまま冷えてしまっている子豚が見受けられた。

自分たちは農場が遠いので、いつも付きっきりというわけにもいかず歯がゆい思いだった。

人吉の農家に相談。

分娩誘発剤と陣痛促進剤の使用方法をじっくり聞かせてもらった。


初腹には難しいとされて使うのも躊躇したが、

思い切って、分娩日の10時ごろに注射。


きちんと翌朝にはおっぱいからミルクが噴出し、

見事に日中分娩をおえて事故も無かった。


はやく聞いて決断していれば。


れば、たら、を言っては仕方のないことだが、

とにかく改善できたのは事実。


とにかく、いつでも農家の方々に教わることが多い。

ありがたいことです。




水道凍ってる。

寒い朝でした。

マイナス2℃。

温かいコーヒーを飲むために沸かす水が出なかった。

なんとか、ヤカンに入っていた量で紙コップ2杯分にはなりましたが。

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この気温差がいかんです。

分娩舎が寒い。

何とかしたい。



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