のがみ農場便り

2013年06月

とんかつ専門!

香川県のとある工場にお邪魔しました。

岡山から乗り継いだのは、「アンパンマン特急」!

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アンパンマンはいいとして、




お伺いしたのは、

なんと、トンカツ専門工場!

全国のシェア率も高い。

いろんな国のロース肉がいっぱい。

たまげました。


1日に約15トンもの、トンカツを作ります。

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出荷先によって、カナダ産やアメリカ産。

大きさ、重量、厚み、企画も様々。



しかも、製品ロスが少ない。



国産が見当たらないのは寂しいが、これも現実。


食べても美味いんだな。


試作研究室、品質管理室など、専門部署が充実している。



しかも、作業工程上に細かいチェック機能。


もし、製品トラブルが生じた場合に、「ここまでは大丈夫」を見分けるため。


さすがの徹底ぶりです。



原料・資材も在庫がいくつまで無くなったら、何個の単位で発注、とまで明確に事細かく記されている。


電池一個でも。


ロスが少ないはずです。


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5Sの徹底ぶりには驚かせられましたが、非常に参考になりました。


細かいところまでかけないけど、いい勉強になりましたね。





言うよりやるは難し。

エサ屋さんとして営業する時は、いかにも全部知ってます!みたいな偉そうな営業トークできましたが、

実際は、そんなもんじゃないです。

分かっていても出来ないこと、分かっていてしていないこと、そもそも知ったかぶりで分かっていなかったこと。

色々です。

月末週は、飼料メーカーさんが集金に来られるので、いろんな情報をいただきます。

最近では、自分の農場にかぶせて聞けるので、大変参考になります。


今日はミルクの使い方。

現在、農場では平均の哺乳日数は25日。

そこから約1週間以内に離乳舎へ移動します。

エサも母乳から人工乳に変わり、だんだんと成長段階に合わせたエサのレベルに移行していきます。



確かに外回り営業では、自分もそういっていたのに、していなかった。

最近では離乳してすぐに人工乳の中期に移行して、離乳舎へ移り後期ミルクを食べさせます。

営業からの助言は、「離乳しても前期」。

30~35日は、まだ前期を食べさせるというのだ。

特に気にせず、中期へ移行していた。

その方が、農場で管理するみんなが分かりやすいと思っていたからかもしれない。

しかし、実はまだ前期。

離乳ストレスを同じえさを与えることで少しでも回避できること、お腹作りをしないといけないステージなので、

前期をしっかり食べさせる、という。


要は、スタートダッシュ。


結果的に、肉豚の出荷日令が短縮できる。


今は、肉豚舎で早く出荷体重まで持っていこうという意識が強く働いていたが、

違った。


この大事なステージでしっかりと成長させる。


基本的なことを大きく見過ごしていたようだ。


たった、1週間、10日のことなのに。



また一つ、改善。


ありがとうございます。






また、値上がりです・・・。

配合飼料価格が7月から値上がりします。


また・・・。


円安。


たまりませんなあ。


アメリカは豊作らしい。


配合飼料価格安定基金の異常補てんの発動もあるらしいので、


少しは戻ってきますが、


目の前が値上がりするのは、厳しいです。


おそらく、


値上げ幅は1トンあたり1500円程度、安定基金は1トン当たり5000円程度です。


黒豚も、なかなか、売りが伸びていないとか。


厳しいですね。



とにかく、嘆いていても仕方が無い。


足元をすくわれないようにしつつ、売り上げを伸ばす。


我々零細は、安売りでは決して敵いません。


残る経営ができる算段を、必死で組んでいきたいと思います。








アプリの開発?

鹿児島大学の先生から話をしてくれって依頼。


内容は、アプリの開発。


アプリ・・・・。


つまり、農業関連でこういうアプリがあったらいいなあ、っていうアイデアを、


今度集まるアプリ開発の関係者に話してくれというもの。



自分では、パッとしないアイデアしか持ちえないもので。


どなたか、いいアイデアないですか?


今回も美味しかった!

かごしまホンモノの食研究会。

第5回目のセミナーは、「かつお節・かつお出汁を学び味わう」。

県民交流センターの調理実習室でしたので、沢山の応募に全てお答えができず申し訳ありません。

あまりにも好評でしたので、次の機会も考えたいと思います。

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かつお節については、的場水産の的場社長より講話かありました。

ちゃんと分かりやすいように模型も持ってきてもらって。

かつお節って全部が上手に使われているんですよ。

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部屋が変わって、続いては日本料理研究家の梛木先生の講話。

美味い出汁の取り方。


とっても豪華な試食もありました。

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頭も心もお腹も満腹。


今回も良い勉強をさせてもらいました。




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