
県民交流センターにて鹿児島県主催の食育推進セミナーに参加してきました。
講演は食育ジャーナリストの砂田登志子氏、事例紹介としてNPO法人霧島食育研究会の千葉しのぶ氏、㈱寿福産業の寿福一隆氏のお話がありました。
「食の穀采果(こくさいか)」 この言葉、こぞって皆メモしてました。
おばあちゃんたちが田舎料理を持ち寄るお祭りに出されていた高菜の握り飯には子供のころにおやつ代わりに出されていた思い出が書き記され、その料理一つ一つに物語があるもんだなと大変興味深く聞き入りました。
学校から帰ってきて「おかあさん、今日の晩ご飯なにー?」この雰囲気がとても大事なこと、子供の前で「今日は何も作りたくない」の表現は子育てそのものを否定してしまうことになるので決していわないこと、など強調されていました。確かに幼い頃は手軽な食事が簡単にとれなかったわけですが、便利になった分だけ当たり前だったことが変わってしまっているのですね。
大人になった今でも、おかげ様で自分で家事をすることはほとんどありません。ありがとう。
農場を持つこれからも、我々にならできる小さな一つ一つを大事にしていきたいと思います。
明日は農場。寒さでまた水道配管が破裂し、豚舎内がプールになってしまっているらしい。朝からずっとスコップ作業になりそうです。