種子島のお得意先より電話が入った。

先日納品したエサの状態がおかしい。

かなりその処理に苦慮している様子だった。

迷ったが、やっぱり行くことにした。全然、様子がわからないと対応のしようがない。

夕方のトッピーに乗り込み、現場に着いたのは夕方の6時半。もう暗い。

全く様子も分からないが、迷惑をかけたことは事実。

謝るしかない。

見ると、タンクのエサにかなりゴロゴロとしたものが混ざっていた。エサのかたまりだった。

その農場のその建物だけ自動給餌ラインなので、エサが下から落とせない。

小まめに落とすしかない。


その晩は、お得意先にお邪魔して、泊めてもらう。

車に泊まるなんてつい言ってしまったことがいかんかった。

逆に気を遣わせてしまった。


迷惑掛けてるのに、散々世話になってしまう。



翌朝から、エサの抜き取り作業。

豚房の中に一部屋ずつ入って、エサやり。


夕方までかかり、やっと抜き取り終了。

最後にまたシャワー借りて、ギリギリでトッピーに乗り込む。


問題はこれからの対処だ。

原因の究明が第一だった。


今朝から飼料メーカーに掛け合うも、実は製造して間もない新しいエサだたことが判明。

製造ロットまで追いかけたが、責めようのないところ。

昼から、運送業者へ赴き事情を説明。


焦点は湿気、雨だ。

実は、経験上、もうここまでしか解明できないかもしれない。



しかし、ここまでわかってくると、得意先への対応が肝心になってくる。

迷惑を被った得意先には迷惑をかけたのは事実。


また、明日からその対応を考えなければ。

後腐れのない対応をしたい。