九州農政局より、六次産業化の認定をいただいた。


今朝の新聞。


6次産業化認定 南日本新聞記事



あまり、みんなに言ってもピンとこないらしい。


これから、ただ畜産をするだけでは、置いていかれる。

我々のように、小規模で経営する農場は競争にならない。


TPPの行方がどうなるか。

今日も別件で話をしたが、

立場上、自分は反対です。

しかし、何が何でも反対でいいのだろうか?

農業は保護政策で守られ続けることが、本当にいいことなのか。


農業者側としては、かなり混乱するから、参加してほしくない。

しかし、個別にかなりの保証があれば、一気に反対派が少なくなるかもしれない。

生活が守られるから。



報道等で政治家が言われるように、ただ参加ありきでもいけないし、参加しても慎重姿勢は崩さないというのは当然だろう。



この景気の低迷する中で、

日本の工業技術はもっと世界で広く浸透していけば素晴らしいと思うし、国内の経済が活性化する。

資本主義だからこそ。


経営をする以上、利益をもたらさなければ、社会的存在の意味をなさないと思える。

世の中に必要とされるからこそ、その価値を認められ、残っていけるのだと思う。

その存在意義は、自分で作っていかなければならない。


自分に言い聞かせるものの、今が厳しい真っただ中。

輸入製品が大量に入ってきて、市場がにぎわう半面、農業者はさらに厳しくなるかもしれない。



我が家は、なんだかんだ言って、食卓は購入しやすい安価なモノが当たり前に並べられる。


当然です。


農業者は、いつも贅沢なもの食べてるわけがない。

いつしか、国産が高いモノ、というイメージになったが、

所得が上がれば、いつも美味しいもの食べたいし、良質な製品を使いたい。




日本人として、という考えが邪魔をするが、

外国製品だから悪いんだという考えは偏見である。素晴らしいものはいっぱいある。

ちなみに、養豚業は欧米の技術は素晴らしく高い。

エサも豊富にある。

もし、日本人好みの肉質を作り続けられたら、コストレベルではさすがに競争できない。



生活の全般は、農業を含め、経済、福祉とその他、多方面から成り立っている。


生活を豊かにしたいという思いがあるからこそ、

みんな少々大変な思いをしても、ストレス抱えても、頑張っている。



六次産業化認定の申し込みは、残るため、とか難しいことが発端ではない。

単純に、自分たちが一生懸命に作ったものを、それが認められて、

価値が価格に反映されて、

結果として、自分たちが、自分たちの会社が、

活性化して、所得が上がるのなら、

こんなに理想的なことはないと信じている。


この法案から、個々にいろんな考えを持った、アクティブな生産者が増えて、農業全体が盛り上がる。

そんな画期的な制度になっていけばいいですね。







これまで、経営面でかなり甘い考え、甘い判断が続いた。






難しくなったね。






今更、消しても・・・・。






今は情報発信という、小規模生産者レベルでもかなり使える手法が増えた。


豚肉は、牛肉にはなれない。




自分の思いを、顔を、いっぱい出して、



積み重ねていこうと思います。