鹿児島県民交流センターにて、
「かごしま環境フェア」
「新エネルギーフェア」
が開催されていた。

日曜日は、朝から農場に行ったが、
比較的早く自分のやっておきたいことは済んだ。
朝刊の掲載を思い出し、 決めた。
他にもイベントがあったので迷った。
霧島食の文化祭。
鹿児島市農林水産祭り。
本当は、農場の予定さえなければ、
家族と三井グリーンランドに行く予定だった。
で、
家族は、予定通り三井グリーンランドへ。
いっぱいお金使ったと嘆いて帰ってきたが、楽しかったようだ。
フェアでは、
ハイブリッド車の展示、太陽光発電、他 興味ある技術が各々展示。
中でも、
一番の目的に出会えた。
食品残さリサイクル。
そおリサイクルセンターで試みている飼料化を展示。
ここでは、
食品残さを破砕せずにそのまま機械へ投入し、真空乾燥機で水分を抜くという方法だ。
水分が抜かれても、油分が多いため、さらに、脱脂をする。
そうすると、約水分4%ほどのカラカラの飼料に変わる。
すばらしい!

これは、まだ試作品らしい。


実は、このタイプの飼料。
今年に入って、自社農場でチャレンジした。
県外から入手したものだったが、
手ごたえをつかむため、
急いだのが失敗だった。
3割混ぜて、
大下痢。
大失敗の傷跡が、痛い。
自分で使っているリキッド飼料は、この乾燥の工程を入れない。
コストを掛けず、殺菌したらそのまま発酵させてリキッド飼料として使うという目的である。
実際、大がかりな設備投資は必要とされず、今のところ順調に利用している。
自分の農場経営が順調かということとは別問題にて、あしからず。
これは、この仕組みを生み出した技術は勿論のこと、この事業に理解ある提携業者が一緒に取り組んでくれているからこそ継続できている。
だた、使う側として問題なのは、「おしっこ」。
水分をお腹に抱えるので、尿の量が増える。
おがくずを敷いて飼っている弊社農場としては、頭の痛いところだ。
乾燥してしまうと、
保存が効く。
物流コストがかからない。
市販飼料と混ぜられる。
などのメリットが出てくる。
問題は、その工程だ。
処理する立場としては、処理費用でもってその機械の減価償却とランニングコストを抑えなければならない。
専門的に乏しいので、勝手なことは言えないが、
ここが、使う側(畜産農家)に対して、どう受け取れるかがカギだ。
この乾燥および脱脂のコスト、この機械代が、畜産農家に大きく反映されないこと。
ただでさえ、輸入穀物が上がり、畜産は飼料費の高騰と畜産相場の低迷で利幅が無くなってしまっている。
よほど、高付加価値の飼料になれば使いたい。
農家レベルでは、分かっていても、そこまでなかなか及ばない。
弊社では、農場以外に、飼料販売業の部門があり、農家さんへ飼料を配達、販売をしている。
個々の小規模の農家を悩ませる、この飼料費。
これを、少しでも軽減したい。
リキッド飼料の技術に加え、
乾燥させたリサイクル飼料が上手く使えるようになれば、鹿児島の畜産業も負担軽減につながる。
鹿児島をはじめとした南九州では、トウモロコシなどの主要原料は大量に入ってくるが、
国内近場での食品工場が他県と比べ少ないために、
副原料と呼ばれるものが少ない。
いわば、鹿児島は地場産業による地域資源が、製造する総数に対して少ない。
飼料製造原価を下げられる要素が不利な環境となっている。
今回展示された技術が、
もっと飛躍的に発展して、
畜産農家に喜ばれる技術提供がもう1個でも、2個でも、
増えて、
普及していけばいいと思う。
いろいろ勉強させてもらいました。
神田さん、 菊永さん、
ありがとうございます。
「かごしま環境フェア」
「新エネルギーフェア」
が開催されていた。

日曜日は、朝から農場に行ったが、
比較的早く自分のやっておきたいことは済んだ。
朝刊の掲載を思い出し、 決めた。
他にもイベントがあったので迷った。
霧島食の文化祭。
鹿児島市農林水産祭り。
本当は、農場の予定さえなければ、
家族と三井グリーンランドに行く予定だった。
で、
家族は、予定通り三井グリーンランドへ。
いっぱいお金使ったと嘆いて帰ってきたが、楽しかったようだ。
フェアでは、
ハイブリッド車の展示、太陽光発電、他 興味ある技術が各々展示。
中でも、
一番の目的に出会えた。
食品残さリサイクル。
そおリサイクルセンターで試みている飼料化を展示。
ここでは、
食品残さを破砕せずにそのまま機械へ投入し、真空乾燥機で水分を抜くという方法だ。
水分が抜かれても、油分が多いため、さらに、脱脂をする。
そうすると、約水分4%ほどのカラカラの飼料に変わる。
すばらしい!

これは、まだ試作品らしい。


実は、このタイプの飼料。
今年に入って、自社農場でチャレンジした。
県外から入手したものだったが、
手ごたえをつかむため、
急いだのが失敗だった。
3割混ぜて、
大下痢。
大失敗の傷跡が、痛い。
自分で使っているリキッド飼料は、この乾燥の工程を入れない。
コストを掛けず、殺菌したらそのまま発酵させてリキッド飼料として使うという目的である。
実際、大がかりな設備投資は必要とされず、今のところ順調に利用している。
自分の農場経営が順調かということとは別問題にて、あしからず。
これは、この仕組みを生み出した技術は勿論のこと、この事業に理解ある提携業者が一緒に取り組んでくれているからこそ継続できている。
だた、使う側として問題なのは、「おしっこ」。
水分をお腹に抱えるので、尿の量が増える。
おがくずを敷いて飼っている弊社農場としては、頭の痛いところだ。
乾燥してしまうと、
保存が効く。
物流コストがかからない。
市販飼料と混ぜられる。
などのメリットが出てくる。
問題は、その工程だ。
処理する立場としては、処理費用でもってその機械の減価償却とランニングコストを抑えなければならない。
専門的に乏しいので、勝手なことは言えないが、
ここが、使う側(畜産農家)に対して、どう受け取れるかがカギだ。
この乾燥および脱脂のコスト、この機械代が、畜産農家に大きく反映されないこと。
ただでさえ、輸入穀物が上がり、畜産は飼料費の高騰と畜産相場の低迷で利幅が無くなってしまっている。
よほど、高付加価値の飼料になれば使いたい。
農家レベルでは、分かっていても、そこまでなかなか及ばない。
弊社では、農場以外に、飼料販売業の部門があり、農家さんへ飼料を配達、販売をしている。
個々の小規模の農家を悩ませる、この飼料費。
これを、少しでも軽減したい。
リキッド飼料の技術に加え、
乾燥させたリサイクル飼料が上手く使えるようになれば、鹿児島の畜産業も負担軽減につながる。
鹿児島をはじめとした南九州では、トウモロコシなどの主要原料は大量に入ってくるが、
国内近場での食品工場が他県と比べ少ないために、
副原料と呼ばれるものが少ない。
いわば、鹿児島は地場産業による地域資源が、製造する総数に対して少ない。
飼料製造原価を下げられる要素が不利な環境となっている。
今回展示された技術が、
もっと飛躍的に発展して、
畜産農家に喜ばれる技術提供がもう1個でも、2個でも、
増えて、
普及していけばいいと思う。
いろいろ勉強させてもらいました。
神田さん、 菊永さん、
ありがとうございます。