種子島の飼料取引先は、自社で安納イモの生産に取り組んでいる。
通常の規格で通るものは、青果流通させて、
いわゆる規格外品は、飼料化へ回す。
かなりの量です。
これを、木廃材を燃やして、グツグツと煮る。
昼には火を止めて、冷ます。
夕方のエサに混ぜる。
飼養頭数の割に、エサの出荷量が少ない。
エサ屋さんとしては、何とも寂しい話だが、
十分に地域資源を取り入れた生産体制をとっている。
はやり、鹿児島の地域資源は、イモだ。
労力こそ掛かるが、
輸入飼料の購入量を抑え、飼料費の低減に役立っている。
この、オーソドックスな手法は、お手本としたいものだ。
安納イモを、グツグツ。
これがまた、いい匂い!