毎年、飼料米を作って分けてもらっている湧水町の亮君と食事です。

イケメンの彼は、田んぼを15町歩生産。

どんな数字だい。

広すぎてわかりません。

それに加えて、子牛の生産をやっている。


久しぶりに会って、話が出来た。

場所は9匹のこぶた。

9匹のこぶた6


是非ご利用ください。


康正産業グループと食品リサイクルループ事業でお付き合いさせてもらっているが、

なんと、

そのリサイクル率、43%!!!

業界ではあり得ない数字なんだそうです。

社長から直接聞いたから間違いありません。

私も聞いて嬉しかった。

外には写真も飾られてあります。

9匹のこぶた7



それはそうと、

亮君から聞いた話。

子牛の値段は何故下がらないのか。

これだけ、肥育は厳しいのに。

それは、

原乳が高いから、だという。


これまで、酪農は値段が合わないという声が多かった。

牛乳を捨てるって、テレビで見たことあるかもしれませんが。

しかし、最近になって放射能の話題が浮上してくると、

イメージは、やはり悪くなり、

遠いところの需要が高まってくる。


そこで、酪農家は、

今までF1と呼ばれる交雑種をつくり肉用牛を生産していたものを、

ホルスタインに変える。

ミルクを増産するためだ。


そうすると、F1を育てていた肥育農家は、

安い和牛を買い求めるようになり、

市場で、安い和牛の子牛が必然的に少なくなる。


結果的に市場相場は安定する。


どこかが良くなると、

どこかにしわ寄せがきているようだ。


確かに、

和牛を求める日本人の胃袋は

高齢化とともに、

どんどん小さくなってくる。


たまたまきっかけにすぎないが、

避けられない流れなのだろうか。


畜産農家が、

みんな所得が向上するような仕組みを

仕掛けていきたいものだ。


飼料米も自社農場では使いにくい。

消化が悪いためだ。


もう一工夫だ。


まだまだ、やる手は残っている。


良い情報交換が出来ました。


また、飲みましょう。