8月、ほぼ毎日農場からのスタート。

やりたいこと、行かなければならないことがあれば、スタートを少し早めた。

全く1人での朝スタート。

イヌのエサやり

分娩舎のエサやり

離乳舎・子豚舎のエサやり

種豚舎のエサやり

肥育舎のエサやり

種付け

肥育舎の掃除

ここまでほぼノンストップでやりたいが、途中不在着信の折り返しに時間をとられ、休憩した気にはなれない。

ただ、全部の朝の状態をみることは非常に大きかった。

分担制にすると、自分がエサをやっているところ以外の朝一番の豚さんの様子がうかがえない。

しかし、自分がすべて一番目だと、エサの喰いつきの良しあしや、ドヨーンとしている状態をすべて発見する。

しかも毎日だと、今日、ただ調子が悪くなったのか、昨日からだったのか、もっと前から、という流れを分かっていて判断ができる。

処置が今すぐ必要なのか、様子を見てみるだけでいいのか、自分なりの適切な判断ができた。

種付けも今なのか、遅いのか、ちょうどなのか、迷い、試すというロスが無い。

ここまで農場にベッタリだったこともなかったので、良い機会だった。

というわけで、疾病に起因する事故は、ゼロである。

勿体ない事故があったが、疾病とは無関係な発生だっただけに、非常にくやしい。

9月から従業員が復活するが、退院してもなお抗癌剤治療となると、おそらく入院前のような労働力は期待できない。

ましてや、体がきついので豚の健康状態にまで気を使う余裕などおそらくないだろう。

勝手にあたま数が増えたことに期待して、結局、農場成績を落とすようなことになってしまえば、今月の努力も無駄にしてしまうことだって多い。

当面はまだ農場通いが続く。

しかし、どうしても抜けたい、という時に誰か居てもらえることは心強い。

今年度の正念場を迎えている。

来月まで持ちこたえれば大丈夫ということではない。

畜産は育て上げた成果を継続的に収益につなげていかなければならない。


前向きに進めていける指針が定まりそうである。

今年はチャレンジの年。

自分の緩急もしっかりコントロールしながら、やるべきことに向かって頑張りたい。

明日から9月。

そろそろ、ジョギングもスタートさせたいところだが。