経営セミナーに行ってきた。

1対1。

田上先生とはもう今年で何回目か。

無料セミナーで、何回でもいいっていうことなので、甘んじてほぼ毎月受講している。

今日は経営のビジョンの考え方についてのスタートだったが、

質問する間もなくどんどん講義が続く。

田上先生の発想は柔らかい。

堅い殻が毎回少しずつ取れた気がして非常に有意義な時間だ。

今日の一番のテーマは「共感」。

売り上げは共感の結果である。

豚肉をどういう状態で食べた時に一番美味しいと言ってくれるのか、生産者が分かっていないといけない。

豚肉を食べて笑顔になる姿を描いて生産する。

食べてくれる人たちの喜びが、生産者の喜びとなる。

自分たちの思いが、豚肉を食べてもらうところへ繋がっていかなくてはいけない。

伝わることが一番大事だ。



豚がリラックスできるように音楽を流すのであれば、流して豚たちが落ちついている姿を伝える。

豚にとって耳につける耳評をかわいそうと思われてしまうのならば、番号の関係無い豚たちにはリボンをつけてかわいらしくする。

養豚場がどうせ臭いなら、香水を撒いていい香りにしてしまう。

などこんなこともやってみて、魅力のある農場へ。

そんな小さいことでも、取り組んでみて、伝えていく。


これは、一つのきっかけにすぎない。

あまり費用がかからないやり方で、自分たちが取り組みを伝えていく。

それらが、消費者へ食べてみたいという意識へ導いていく。


確かに、最近では、ブタの生産成績が上がることをもっぱら主の目的として進んでいる。

これは結果的に農場の環境を良くしていくことで、また豚たちが健康的に育っていくことで良質の豚肉が生産されることにつながる。

これは今でも第一だ。農業者が出荷するものがありません、なんて事になるのは本末転倒なこと。

ただ、その先に美味しいと言って食べてくれる人たちがいることをしっかり考えて生産に取り組まなければならない。

ともに喜ぶ。

そこが、まさに共感ということにつながるのだ。


会社経営にしても然り。

儲かったら、従業員にもその利益を反映させる。

それも共感。

会社としての夢を共感できる。

自分ができなくてもできる人をビタッとはめていく。

得意分野を持ち寄り、会社で持ち味をひっぱり共有する。


今回も短時間でいっぱい勉強させてもらいました。

次回もよろしくお願いします。

復習のつもりで書いたので、なんか、文章がおかしいですね。