グリーンファームで管理している環境学習棟には、豚のリキッド化装置のほかに、

BDF(バイオディーゼル燃料)の製造機械があります。

食用廃油を燃料化しようとするものです。


約3日間の工程を経て出来上がります。


この装置は、約40リットルの食用廃油から、約同量のBDFが出来上がります。

食用廃油を装置に入れた後、7リットルのメタノールと500gの触媒を混合槽に入れて、

時間をかけてグリセリンと分離させていきます。

作業自体は簡単ですが、化学反応ですから、時間はかかります。


現段階では出来上がったBDFがそのまま全てを軽油の代用品として使用するには難しいらしいですが、

2割ほど軽油に混ぜながら使っていくということらしいです。


地元喜入はひまわりが盛んです。

ひまわりの菜種油から、地域資源が生まれるような仕組みが少しでも出来たらいいですね。

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