鹿児島大学の学生が黒豚の放牧で試験をしている。

8頭の去勢で、4頭は一般の配合飼料、4頭は飼料米とイモで8割くらいをしめる自家配合飼料。

結果、配合飼料の方が2ヶ月も早く出荷。

今回、遅れて4頭の出荷となった自家配合チーム。

やっぱり小さかったのだが、ちょうど年末になりかねないので、早めの見切りをつけて出荷。


脂肪の厚さと肉色を測る。

あとでロースの脂肪をサンプリングし、分析にかける。


鹿児島ミート販売の工場長も言われていたが、「小さいけど意外に美味いかもな」

プロにそういってもらうと、なかなか嬉しいもんです。

久永課長、年末の忙しい時に時間を割いていただいてありがとうございました。


高山先生によると、ここ1ヶ月で急に太りが良くなったとか。


あとは給与量、給与方法、給与のタイミングなどもっと工夫していけば、案外発育の差は縮まるかもしれない。

国の地域センターの方も先日ヒアリングに来た際に言っていたが、

おそらく今後飼料米の作付は増える傾向にある。

食用の品種と区別して飼料米の品種を奨励していくため、供給量は増える。

そこに、需要側がいることが必要だ。


あとはコストバランスだが、果たしてトウモロコシに代替できるレベルまでくるか。


面白くなってくる。


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