農場へ向かう途中、溝辺の今朝の外気温はマイナス4℃とラジオから聞こえてきた。

水道が出ないのは昨日も同じ。

ただ、マイナス4℃は嫌な予感。

いつも通り作業を始める。

特に問題はない。

いや、問題に気付けないのだ。

昨日と違い、明け方の冷え込みから気温が上がっているのがわかる。

汗のかき方、吐く息の白さ、軍手や長靴の中の手足の痛さ、霜の融けかた。

作業をしながら、常に気温の変化には敏感になる。

そんなことは分かっても、

読めないことがある。



水道配管。

凍っている時は、分からない。

融けなきゃ、分からない。


エサをやりながら、

いきなり

シャーッと水しぶきの音。


水が凍って膨張し、塩ビが割れる。

融けてから、分かる。


元栓止める。

修復する。


元栓開ける。



別のところから、


シャーッ・・・


元栓閉める。

修復する。


元栓開ける。


・・・・・・


・・・・・・


繰り返し




肥育舎から元栓は遠く、見ながら作業が出来ない。


部品がない。


ホームセンターへ。


午前中、おしまい。



川辺から牛の代用乳が急ぎで欲しいと連絡入る。


川辺へ。


夕方からは鹿児島大学との約束。


まったく、なんて日だ。


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