ベガハウスさんの新社屋プロジェクトキックオフ会に呼んでいただきました。
ハウスメーカーさんとの関わりができるなんてありえなかった。
社屋の一部に黒豚の革を使って何かできないか。
全くの異業種の集まりに浮いてしまうのではと心配だったが、全国から集まった専門家の方がたにとっては、
むしろ面白く楽しく議論してもらった。聞くところによると全国でも有名なプロが何人もいらしたようで。
椅子、手すり、家具、etc
原料については話ができても、肝心の革の特性など話すこともできず。
これから少しずつ勉強していきます。
もちろん、場違いだったかもしれないけど豚肉の紹介、試食も楽しんでいただきました。
よく言われる、どこで買えるの?の問いに恥ずかしながら足りない状況を言い訳しつつ、
優先すべきは畜産業であることを度々しっかりと受け取った次第です。
しかし、この事業へ対する取り組み方が、自分の中で相当はっきりしてきた。
元々の発想は、地元から発生するもったいない原料を有効利用したいというリサイクル養豚の延長から出てきたもの。
デザインアワードで商品化するチャンスにも恵まれ、KRUMを通じて沢山の人に巡り合い、畜産業の将来や自分だからこそできることなど、見つめ直すとても有意義なチャンスをもらっている。
一昨日、東京から豚革のなめし加工業者さんとも深いところまで話すことができた。
設備ありきで考えるととても現実的ではないと考えていた今後の進め方も、委託で十分対応できそうだ。
しかも、量産でないと対応できないなめし加工も、工夫次第で必要量だけを加工することも可能になる。
行き先のない在庫抱えてリスク抱えるより、かなり実現性が高い。
原料そのものに付加価値をもっとつけられる努力をしていく。
それは黒豚生産そのものであり、質の高い黒豚を磨き上げていくこと。
その延長上に、今までは全く発想のなかったトレースのできる革、しかも鹿児島ブランド。
末端商品は売れるに越したことはないが、あくまで畜産業の立ち位置で、1頭からの付加価値額を上げる。
目的がはっきりすると、今後の動きもシンプルになってくる。
一発逆転、みたいなことを自分勝手に、自覚もなく思い続けていたのかもしれない。
革も、たまたま黒豚という素材があったから提案するのではなく、ノガミ農場でしかできない革、上質の黒豚を追求した結果に上質の黒豚の革素材が出来上がった、ここに持っていく。
革はすぐにたくさん売れなくてもいいじゃないか、大きな価値をつける。
しかしながら、今までのご縁を大事にして、継続的に黒豚のブランディングに力を注ぐ。
ようやく、定まったような気がしている。


ハウスメーカーさんとの関わりができるなんてありえなかった。
社屋の一部に黒豚の革を使って何かできないか。
全くの異業種の集まりに浮いてしまうのではと心配だったが、全国から集まった専門家の方がたにとっては、
むしろ面白く楽しく議論してもらった。聞くところによると全国でも有名なプロが何人もいらしたようで。
椅子、手すり、家具、etc
原料については話ができても、肝心の革の特性など話すこともできず。
これから少しずつ勉強していきます。
もちろん、場違いだったかもしれないけど豚肉の紹介、試食も楽しんでいただきました。
よく言われる、どこで買えるの?の問いに恥ずかしながら足りない状況を言い訳しつつ、
優先すべきは畜産業であることを度々しっかりと受け取った次第です。
しかし、この事業へ対する取り組み方が、自分の中で相当はっきりしてきた。
元々の発想は、地元から発生するもったいない原料を有効利用したいというリサイクル養豚の延長から出てきたもの。
デザインアワードで商品化するチャンスにも恵まれ、KRUMを通じて沢山の人に巡り合い、畜産業の将来や自分だからこそできることなど、見つめ直すとても有意義なチャンスをもらっている。
一昨日、東京から豚革のなめし加工業者さんとも深いところまで話すことができた。
設備ありきで考えるととても現実的ではないと考えていた今後の進め方も、委託で十分対応できそうだ。
しかも、量産でないと対応できないなめし加工も、工夫次第で必要量だけを加工することも可能になる。
行き先のない在庫抱えてリスク抱えるより、かなり実現性が高い。
原料そのものに付加価値をもっとつけられる努力をしていく。
それは黒豚生産そのものであり、質の高い黒豚を磨き上げていくこと。
その延長上に、今までは全く発想のなかったトレースのできる革、しかも鹿児島ブランド。
末端商品は売れるに越したことはないが、あくまで畜産業の立ち位置で、1頭からの付加価値額を上げる。
目的がはっきりすると、今後の動きもシンプルになってくる。
一発逆転、みたいなことを自分勝手に、自覚もなく思い続けていたのかもしれない。
革も、たまたま黒豚という素材があったから提案するのではなく、ノガミ農場でしかできない革、上質の黒豚を追求した結果に上質の黒豚の革素材が出来上がった、ここに持っていく。
革はすぐにたくさん売れなくてもいいじゃないか、大きな価値をつける。
しかしながら、今までのご縁を大事にして、継続的に黒豚のブランディングに力を注ぐ。
ようやく、定まったような気がしている。

