今日は気合いの入った演説を聞きました。

豚流行性下痢(PED)講演会。

発生農場の実対応談。

あんな大きい規模の農場で15%も売り上げが下がったらさぞかし大変なことになっていたのでしょう。

はやり発見した場合はいち早い対応が大切のようだ。

しかし考えもしないような汚染源。

ランチボックスに水筒?

人工乳にホコリが付着?

長靴じゃなくて靴底?

そのほか感染経路はありとあらゆるところにある。

野鳥はどうする? → 各豚舎入口で長靴を履き替える。

全国のSPF農場でさえ、約半分は感染に見舞われたとか。

そんなに気を使っている農場ですら感染してしまうのに、じゃあどうするの?

結局のところ、以下、抜粋させていただきます。

「以上の如く入場消毒の手順について述べましたが、一番忘れてならないことはハード面においていくら充実させても、関係各位の一人一人が、足、手、服、物品、車のタイヤ、ハンドル、ペダル、ドア等のありとあらゆるところにウイルスが存在しているものと意識して農場に入れば排除できるものと確信する。即ち、心の持ち方が最も重要であることを忘れてはならない。」

その通りだと思います。

全ては自己責任。

外部環境の責任にしたって、何も変わらない。

守るしかないのですね。

豚運搬用のトラックを日常使っているので、今日は考えさせられました。

費用とかは掛かるが、この場合、燃費の良いタイプの中古車をリースできればトラックの燃費を考えると月々の負担はそんなに変わらなくなる。

屠畜場に行った時はそこまでやるか、くらい車内もアルコール漬けにして帰るのだが、100%の保証はない。

税理士さんともその点ではさっき話ができた。

妊娠豚舎にも電灯を付けたい。

しっかり農場成績上げて、できる限りのコストダウンに取り組んで、充てるべきところにコストをかける。

となりで一緒だったN社長。今現在の飼料原価は38%、約18000円とか。

まあ、普通にびっくりしました。

PEDの影響もなく、農場成績抜群、枝肉価格が上場なもんで、

さぞかし儲かっていらっしゃることでしょう。

いろんな刺激をいただいた1日でした。

8月の集計、飼料販売がガタ落ちで相当危ない状況の中、他の部門と雑収入でなんとか持ちこたえました。

ほっとした。

10月のバンクミーティングはうまくいきますようにしっかり計画立てたいと思います。

明日は喜入当番です。