タイムリーに気にしているテーマが飛び込んできたので忘れないように抜粋(養豚情報1月号より)。

なぜ、厚脂が著しく要求率を低下させるのか。それは、脂肪合成には赤肉合成の3.6倍のカロリーが必要であるためだ。これは含水率の差によるもので、脂肪の水分が23%(固形分率77%)であるのに対し、筋肉の水分は72%(同28%)。枝肉の脂肪率3%減少で「飼料費5%以上削減」、「FCR0.2以上改善」!

不快臭(獣臭)の軽減には腸内環境の整備によって可能であり、それには腸内の善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)を増やすことが重要である。そのためには製品が腸内で働くことができる、つまり腸まで届き腸に定着することができることが重要である。

豚肉の「におい」とは、畜舎から直接皮膚を通して吸収するものと、消化管内で発生するものとがある。消化管内の健康を維持できれば「におい」原因物質は抑えられる。それには生菌剤の利用が有効であり、我々は枯草菌「カルスポリン」や植物性乳酸菌「イムノビオス」を利用することにした。

「コプラフレーク」は中佐脂肪酸(ラウリン酸)が豊富で融点が40℃で、脂がチョコレートのような口どけとなる。

他にもいっぱいあるが、面倒くさくなってきた。

奥が、深い、深い。