中国の動向が気になる。

小規模レベルの養豚場がどんどん廃業に追い込まれていると聞いた。

理由は排泄物処理。

中国はヒト用のトイレにはものすごく力が入っていて汚いというイメージを払しょくしたいというのは聞いたことがあった。

産業がどんどん上昇するにあたって、制約が厳しくなってくることも当然あるだろう。

なんとも決めつけられないが、そこに相当なお金がかかるくらいならやめてしまおうというところだろう。

日本でもまあ、一緒と言えば一緒。

しかし、あっさりやめてしまうところの価値判断は中国ならなんとなくイメージできそうな気がする。

これまでは飼料原料とな穀物も中国が大量に輸入してる。

このまま一気に農家が減少していくと、どうなるか。

飼料用穀物ではなく、豚肉そのものの輸入量が増えると予想される。

消費大国のレベルは相当のものになるだろう。

そうなってくると、日本に入ってこなくなるわけではないが、豚肉を輸入しようとしても買い負けるだろう。

それじゃあ、TPPは?なんなの?

楽観視するわけではないが、豚肉を含む畜産物、農産物の標的は、もはや人口減が明らかになっている日本ではないのかもしれない。

国内での消費者の価値基準が、国産であるかぎり、業界は大きく崩れることはないのだろうか。

ただ、高すぎると、あっさりそっぽを向かれるのもわかりきっている。

外国産は、正直な意見、評価が高い品物になってきていると思う。

日本だけではない、世界もどんどん変化していく。

どのみち大きなマイナス情報ではないのだ。

やれることを、しっかり実行してこう。