のがみ農場便り

農場だより

展示会に参加

しばらくぶりの投稿です。

東京での展示会に出展してきました。

豚舎建設でホントは今それどころではないのだけれど。

決まっていた予定ですのでこなしてきました。

驚きでした。

反響が、良過ぎた。

品物は、無い。

来年度に向けて調整していくことになりそうだ。

1つずつこなしていきたいのに。

有難いことです。

頑張っていきます。

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今回も大盛況。

かごしま美味維新 冬の宴。

今回も黒豚振る舞いをさせてもらいました。

すぐ近くでは「がね」の振る舞いもあったので、そっちも大行列が続いてました。

ぴらモールの真ん中は凄いにぎわいになりましたよ。

今度は少し余裕を持とうと思い、事前にある程度スライスをしておく予定でしたが、

みんなから「今、切ってる方をください」と。

切りたての方が得した気になるもんね。

おかげで今回も、ずっと、切りっぱなし。

ファンになっていつもわざわざ並びに来ていただいる方々には本当に感謝申し上げます。

いつものように「結局まだ、どこでも売ってないの?」と聞かれ、

すみませんと、いつものように切り返す。

だんだん、言われることも多くなり、商品化できる方法がないかと模索しております。


いつも手伝ってくれる家族にも感謝です。

新聞に掲載されて、ニヤニヤしておりました。


次回は3月に。

天文館公園にて。


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肉質に影響しているのか

農場のエサには麹を使って発酵させた液状の飼料を食べさせている。

黒麹。

最近、麹について話を聞ける機会があった。

いまいちわからなかった麹の世界。

とんでもなく、深く、難しい世界だが、

使っている理由が、なんとなく、今になって、まだ低いレベル程度にわかってきたような気がする。

麹を使った発酵、

なぜ、新しい黒麹によって、焼酎ブームが再来したのか。

甘さ。

どうやら、麹の量は甘さにある程度比例するらしい。

入れ過ぎでも良くないらしいが。


発酵した飼料でも、肉質に影響を及ぼす質が違うようだ。


消化吸収が良いと言うだけではなさそうである。


発育面では、今までわからなかったが、

麹発酵だけではないようだ。


飼育管理が大きく作用している。


グリーンファームで同じやり方をして、ここまで発育状況が変わるとは思ってもいなかった。

もちろん、10頭を飼うのと、500頭を飼うのでは、全く同じではないが、

違うのは、飼育密度と排泄処理、放牧の有無、衛生状況。


3か月令まで溝辺農場で飼っていた豚が、

喜入に移ると、出荷日令が明らかに短縮できる。


母豚も一緒だし、ワクチンプログラムも一緒。

場長の提案で、早速、肉豚の群編成を試みた。

本来は、あまりチョコチョコ群編成するべきではない。

新たな順位決めの争いがおこるし、それによるストレスで食が細くなったり、疾病に至る可能性もある。


群編成のやり方もあるので、積極的に試している。

結果、溝辺農場でも、明らかに改善できつつある。


出荷日令が早まるということは、それだけ飼料費がかからないということ。

生産費を抑えることができる。


うちの農場では、リサイクルといっても、リキッド飼料の運搬に掛かる車両経費、燃料費、人件費、それに加え、

リキッドによる汚水の増加など、

配合飼料の比率が落とせそうにイメージされるが、その部分に一般の農場が使わない経費が大きくのしかかってくる。


正直、普通のやり方に戻した方が、それで農場成績を上げていく方が、

省力化でき、よっぽど生産原価を抑えられるんじゃないかと、いつも思う。思わされる。


ただ、そこに、付加価値はない。


この生産体制をとっていることによって、現在があるのだ。

現在?

じゃあ、やめれば、もうかるのか・・・・。


生産は、やっと、安定化してきた。


あとはベースアップ。



ベースが成り立っていれば、販売にここまでこだわっているのか。

それはわからない。


夕方、飼料メーカーと話していたが、

高付加価値だけにおぼれていると、そのうち、レベルが落ちる。

努力しなくなる、そうだ。


確かに、そうかもしれない。しかし、やることはシンプルな方がいい。余計な時間と費用は使わない。


しかし、今はそういうわけにはいかない。


販売して、知名度をあげて、売るための努力をして、少しでも売り上げを伸ばして1頭当たりの売り上げ単価をあげたい。


時間はかかってもいいから、費用はかかりたく、ない。


在庫が増えてきた分、飼料費がかなり増加している。


肉質を悪い方向に変えず、利用できる代替飼料は、どんどん使いたい。


掛かる手間を、どう、使っていくか、


まだ、材料はある。











全国物産展

池袋サンシャインにて全国の物産展が開催。

鹿児島からは6社が出店。

骨付きフランクのみで出店する予定でしたが、加工先から出来上がりの様子などの連絡が来ないことで不安になり、

急きょ、事務局にお願いして商品追加させてもらいました。


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丸焼きの東京デビュー。

しかも、屋内。


ほとんどが、屋外でのイベントだったので、やりづらい。

鹿児島の様子など、知っている人もいないし、紹介してくれる人もいない。

不安が募る。

しかも、フランクが間に合って、同時に両方やることに。

いやいや、慌てましたね。

残してしまうと、また送料かけて鹿児島に戻さなければならない。








初日の人が少ないのは予想していたが、


2日目、なんか、怪しい・・・。 動きが、鈍い。


最終日は、飛行機に間に合うように、閉店を待たずして終わる必要があったので、

この日が勝負!と、

タイムセール、やっちゃいました。


状況はそんなに変わらないので、戻そうと思っていた矢先に、


人が並びだし、


不思議なモノです。


人が並ぶと、


並びたくなるのか。




おいおいおい、

列が隣の店舗、邪魔し始めたよ。



隣に「すみません!すみません!」 「いいのよ、お互いさま。」


さらに、その次の店まで列ができ、



とうとう、

事務局スタッフが、交通整理、はじめてしまいました。



「どうぞこちらへお並びくださ~い!」





急ぐと、包丁が雑になり、それをカバーしようと、増量する。


買ったお客さんはラッキーかもしれないが、


こっちは、「まずい、タイムサービスを、打ちきれない。」




そんな、こんなで、とうとう、


この日の予定分を、全部、タイムサービス・・・。


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さぞかし、他所のお店は、ここが、さも、いっぱい稼いだことと、お思いでしょう。

こんなに、大サービスの予定は、無かったんだけれども。



有難い?ことに、このあと、事務局から忠告をいただきました。

お客様から問い合わせがあったとか、

量が少なかった、らしいです。



鹿児島では、ほとんどが振る舞いなので、

きちんと定めた量で、価格をつけて販売したことが無かった。


急いだ挙句、分量も定めた量よりも多く入れていても、

丁寧さが欠けたことが商品に現れ、

ご満足いただけなかったのではないかと思います。




虚偽表示をしたのではないのですが、

満足いただけるものではなかった。

お金を払って、購入していただくのですから。

あらためて、販売の難しさを痛感しました。



おかげ様で、この流れで、最終日まで突入する羽目になりました。

実は、いっぱいで買えなかったなら、って翌日も来てくれるお客さんが数人では無かったのです。



けど、実はそれが正解でした。

手法は、不正解だったかもしれないけど。

そのおかげで、最終日はなんとか、完売。



今回はホントに勉強になったのと、疲れたのと、両方。


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話は変わって、今回隣でされていたお店、

随分、余裕のある、販売を3日間、されていた。


様子をうかがっていると、

知り合いが、結構、訪ねてくる。


それは多分、顧客ですね。


この機会を、売り上げが全ての目的ではなくて、

この機会に、商品をご愛顧いただいてわざわざ訪ねてきているお客さまとの会話を重んじている。


ゆっくりしているのではなく、

上手に、使っている。

実は他にも目的があったこともしているが、あえてそのままに。


学ばせてもらいました。





鹿児島でもいつもそうだが、


「どこで買えますか?」


有難いことに、必ず言われます。


通販でお願いしている会社の紹介はさせていただくのですが、

同じ商品はない。


しかも、お店の取り扱いも、紹介させていただくところが無い。


仕組み作りが、たいがい、下手くそです。

折角、問い合わせをもらっているのに。


そこまでなったことは、喜ぶべきことではあるが、

活かせていない。


実は、少しずつではあるが、近づいては、きている。

実現できるように、しっかり、基盤を作っていきたいと思う。

それまで踏ん張って残っていなければならないので。



帰り間際に、別件で来年早々、東京でのイベントにでないかとお誘いを受けた。


行きたい。けど、そんなに大きなイベント、自分に出来るのか?


行くだけの価値が見出せるのであれば、やるしかないでしょう。












雨にも負けず、

ドルフィンポートでファーマーズマーケットが開催され、初めて参加出店させてもらいました。

日曜日はあいにくの雨でしたが、雨が上がるとお客さんもかなり増えて、売り上げも何とかクリア。

どうしても、フランクだけだと、お客さん単価が低くなるので、もう少し売り上げを作る工夫が必要になる。

今後の課題です。

実行委員の方々、関係者の方々が、かなり準備から頑張ってこられたんだろうなと思わせる企画が節々に見られました。

皆さん大変お疲れ様でした。


いつもかぶっている頭巾ですが、人によっては水泳帽子に見えるらしい。

今回だけではないので、そろそろ、新しい物を考えなければ。


来週の土日は、グリーンファーム。

直売所で売り出しをします。

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